前に読んだ本の第2章という位置づけの本です。
やたらとデータが出てきて読みずらかったなというのを
すっかり忘れて買ってしまいました。
今回思ったのですがこの本、データが出てくる割には
その分析が論理的には納得できない印象があります。
それではいくつか気になった言葉を。
・・・SMART男は厳しい仕事に耐えられない人間に育っている。・・・
SMART男というのは雑誌の「SMART」を読む人たちのことをさしていますが
その人たちをターゲットにして評価をしているのが不思議な感じです。
「ある雑誌を読んでいる人たちはこういう傾向がある。」
というデータが多く出てくるのですが、なかなか腑に落ちません。
人の読んでいる雑誌を気にしていないのと、
今まで同世代ばかりとの付き合いだったので
読んでいる雑誌の差がほとんどないのがこの分析に実感が持てない理由かもしれません。
確かに数字はそう言っているし、このように分析もできるとは思います。
・・・今の若者には、昇進、昇給をするからもっと働けというよりも、束縛が無いことの方がじゅうようなのだ。
上昇志向がなく、無難に生きたいという思いは
よくもないし、悪くもない。
どちらとも言えないふわふわとしたものです。
完全に個人個人の価値観の問題なのでどうしようもないですね。
昔がどうっだたのかはわからないけれど、
確かに周りを見ると上を目指している人って少ないと思います。
・・・家の軒先に自動販売機を置いて収入を得ている人も、労働をしているとは言い難い。・・・
ニートは、インターネットを通じて少しくらい収入を得ている。
インターネットを通じてということなので、それは労働ではないのではないか。
というようなニートへの批判をするのなら、これはどうなの?ということで
でてきた例ですが、ついつい納得してしまいました。
自動販売機なんて昔からありますが、確かに土地を持っているだけなので
基本的にはニートとなんら変わらない気もします。
その土地時代も親から譲られたもの、なんてことだったらなおさらです。
・・・逆に言うと正社員(平社員)という立場は変化が少なく、単調で、面白みに欠けるわけで、そのへんもフリーターが就職をいやがる理由だろう。・・・
今週からapacheの勉強をしております。
インターネットの表面的なことは
割りと知識があるほうなのですが
裏側で土台となっている部分というのは
覚えなくてはいけないことがまだまだたくさんあります。
今の段階で出ている同期内での差というのも
結局、この辺がわかっているのかいないのかなんだとも思います。
アイディアとかロジックとかはそんなに差がないような気がしますが
できる人は全体の仕組みがきちんと理解できています。
実際問題apacheがほんとに裏側かというと
そこまでのものなのではないのですが
今日もいろいろやってみてどんどんおもしろく感じています。
やっぱり本買おうかなとも思いはじめました。
本を読みました。
[amazonjs asin=”4334034179″ locale=”JP” title=”下流社会 第2章 なぜ男は女に“負けた”のか (光文社新書)”]
前に読んだ本の第2章という位置づけの本です。
やたらとデータが出てきて読みずらかったなというのを
すっかり忘れて買ってしまいました。
今回思ったのですがこの本、データが出てくる割には
その分析が論理的には納得できない印象があります。
それではいくつか気になった言葉を。
・・・SMART男は厳しい仕事に耐えられない人間に育っている。・・・
SMART男というのは雑誌の「SMART」を読む人たちのことをさしていますが
その人たちをターゲットにして評価をしているのが不思議な感じです。
「ある雑誌を読んでいる人たちはこういう傾向がある。」
というデータが多く出てくるのですが、なかなか腑に落ちません。
人の読んでいる雑誌を気にしていないのと、
今まで同世代ばかりとの付き合いだったので
読んでいる雑誌の差がほとんどないのがこの分析に実感が持てない理由かもしれません。
確かに数字はそう言っているし、このように分析もできるとは思います。
・・・今の若者には、昇進、昇給をするからもっと働けというよりも、束縛が無いことの方がじゅうようなのだ。
上昇志向がなく、無難に生きたいという思いは
よくもないし、悪くもない。
どちらとも言えないふわふわとしたものです。
完全に個人個人の価値観の問題なのでどうしようもないですね。
昔がどうっだたのかはわからないけれど、
確かに周りを見ると上を目指している人って少ないと思います。
・・・家の軒先に自動販売機を置いて収入を得ている人も、労働をしているとは言い難い。・・・
ニートは、インターネットを通じて少しくらい収入を得ている。
インターネットを通じてということなので、それは労働ではないのではないか。
というようなニートへの批判をするのなら、これはどうなの?ということで
でてきた例ですが、ついつい納得してしまいました。
自動販売機なんて昔からありますが、確かに土地を持っているだけなので
基本的にはニートとなんら変わらない気もします。
その土地時代も親から譲られたもの、なんてことだったらなおさらです。
・・・逆に言うと正社員(平社員)という立場は変化が少なく、単調で、面白みに欠けるわけで、そのへんもフリーターが就職をいやがる理由だろう。・・・
これが理由で正社員になるのを嫌がっているのは
ホントに若い世代だけでしょう。現実がまだ遠くにあるので。
実際この本のデータにも年を重ねるにつれて
フリーターの階層意識は下がっていきます。
これと同じようなことが同期を見ていても感じます。
年齢が下の同期の方が、まだまだ意識が低いです。
最後になぜ男は女に負けたのかというサブタイトルについてですが
こういうタイトルを見ると古い考え方だなとやたら思ってしまいます。
社会にはカタイ考え方がまだまだ残っているのを最近ちょこちょこ感じてます。